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『パッション』  マチネ 観に行きました。

2015年11月02日 23:19

10月31日(土) 新国立劇場中劇場で上演された「パッション」を観に行きました。


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 配役 

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 上演時間 

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 ストーリー 

 19世紀のイタリア、ミラノ。騎兵隊の兵士ジョルジオは、美しいクララとの情熱的な逢瀬に夢中になっている。
しかし、ほどなくして彼は、ミラノから辺鄙な田舎への転勤を命じられ、その地で病気療養をする上官リッチ大佐の従姉妹フォスカに出会う。
病に冒されているフォスカは、ジョルジオを一目見て恋に落ち、執拗なまでに彼を追いかけるようになる。
クララへの愛に忠誠を誓い、フォスカの愛を受け入れないばかりか、冷たくあしらうジョルジオだった.が、やがて・・・・。


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 感想 

 冒頭いきなりのシーンにいささかビビりました。チケットを買うときにジュニア割引(中学生以下)があると知りストーリーを読んだときに中学生以下がこのミュージカルを観るのかいなって思ったけれど冒頭のシーンは18禁相当でしょと思った私。   

それ以上に驚いたのは井上芳雄君のハンサムな騎兵隊の制服姿も和音美桜さんのきれいな歌声に酔いしれていたはずなのにシルビア・グラブさんの登場でハンサムな芳雄君もきれいな和音美桜さんもすっかりかすんでしまったことです。   
シルビア・グラブさんの地味な衣装なのに存在感が半端ない。彼女の台詞と演技とでこの先ストーリーがどうなっていくのか全く分からない状態に。それがそのまま興味をそそるものになりグイグイ引き込まれていきました。   

このミュージカルはまず病に侵され醜くくも見えるフォスカを演じるシルビア・グラブさんがいて、そんなフォスカが一目ぼれしてしまう美しい青年ジョルジオ役の芳雄君がいてジョルジオの愛する美しい恋人クララ役の和音美桜さんがいるという形になると思います。
主役は何と言ってもフォスカを演じたシルビア・グラブさん。彼女の歩く姿、長い髪の隙間から見える表情、抑揚を抑えた台詞や歌声でフォスカの外見の醜さとそれに相反するような美しさが垣間見えます。
最初は彼女のジョルジオに対する執拗さにそれは愛でなく執着だと思った私。けれど彼女の過去が流れた後は彼女の愛は繊細で純粋。ジョルジオは迷惑だとはねつけ冷たくするけれどクララとの道ならぬ関係(観客は後でわかる)を顧みることになりクララとの関係に虚しさを感じる。そしてフォスカの愛が無償の愛のかたちだと気が付く・・・ジョルジオが気が付いたかどうかわからないけれど少なくとも愛について考えていたと思います。
あの先ジョルジオがどんな人生を歩むのか生きるのか死ぬのか結末のない(あったのかな?)難解なラブストーリーでした。   

公演後のトークで芳雄君が言っていたけれど「パッション」はブロードウェイでエミー賞を取ったんだけれどロングラン公演にはならなかったそうです。商業的でない暗い作品だからみたいです。
暗いといえばこの日はハロウィーンだったんですがシルビア・グラブさんがトークで私の役は今日のハロウィンの仮装そのものですって言ってました。確かにフォスカは陰気で暗いゾンビみたいでした。   






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